モーリス・ユトリロなど西洋近代絵画に、日本の近代絵画を交えてコレクションを紹介します。新収蔵品のポール・シニャック《アニエールの河岸》もお披露目します。
1階展示室 2019 MOMASコレクション 第4期
2019.1.12 [土] - 2019.4.14 [日]
ポール・シニャック《アニエールの河岸》1885年
セレクション:ユトリロとかパスキンとか
瑛九と光春―イメージの版/層
瑛九(1911-1960)と山田光春(1912-1981)における「版」や「層」に注目し、「イメージの搬送」の過程を探ります。近年収集した瑛九の油彩、フォト・デッサン、コラージュ、山田光春のガラス絵、素描を中心に構成します。
特別展示:瑛九の部屋
瑛九《田園》(特別出品・加藤南枝氏蔵)を暗室に展示します。見る人が光をコントロールできます。「絵を感じる」ための特別展示です。
会期
2019年1月12日(土)~2019年4月14日(日)
休館日
月曜日(ただし、1月14日、2月11日は開館)
開館時間
10:00~17:30 (入場は17:00まで)
観覧料
一般200円 (120円)、大高生100円 (60円)
※( ) 内は団体20名以上の料金です。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※企画展観覧券をお持ちの方は、併せてMOMASコレクションもご覧になれます(各企画展会期中のみ。)
出品作品リスト
■H30-4出品リスト0111.pdf
関連イベント
《アニエールの河岸》取得記念特別講演会 ポール・シニャックと西洋近代絵画の展開終了しました。
日時:2月16日(土)13時30分~15時00分(開場は30分前)
場所:2階講堂
講師:高階秀爾氏(大原美術館館長・東京大学名誉教授)
費用:無料
定員:100名(当日先着順)
学芸員によるギャラリー・トーク 終了しました。
新収蔵品のポール・シニャック《アニエールの河岸》について、学芸員が解説します。
場所:1階展示室
日時:1月12日(土)、1月27日(日)、3月2日(土)、3月16日(土)各日とも15時00分~15時30分
費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
サンデー・トーク 終了しました。
内容:学芸員が展示作品から1点を選んで展示室内で解説します。
場所:1階展示室
日時:2月3日(日)15時00分~15時30分/作品:瑛九《田園》1959年/担当学芸員:梅津 元
費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
美術館サポーターによる作品ガイド
内容:1月12日(土)~14日(月)をのぞく毎日14時から、1階展示室で、美術館サポーター(ガイド・ボランティア)が展示作品について解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
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モーリス・ユトリロ《旗で飾られたモンマルトルのサクレ=クール寺院》1919年
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山田光春《作品》1936-37年頃
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瑛九《田園》1959年(特別出品:加藤南枝氏蔵)
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埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。